マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2020/9/14(月)~2020/9/18(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、日銀当座預金残高が14日の源泉所得税揚げとTB3M物発行によって若干減少したものの、16日には貸出増加支援オペによって大幅に増加し、週末には470兆円台となった。14日は積み期間の終盤で先週末と同様の展開となり、一部投信は▲0.087%でも出し残る先が見られた。調達側は地銀業態を中心に▲0.08~▲0.06%を中心に出合いが見られた。積みの最終日である15日は、一部の大手行が▲0.065%までレートを上げて調達したことで、地銀業態も取り上がりとなり、▲0.065~▲0.05%での出合いが見られた。新しい積み期間に入った16日以降は、業態ごとに調達意欲に差が見られたことに加え、個々の金融機関においても調達意欲に差が見られた。地銀・証券業態の出合いは▲0.08~▲0.015%と幅広いレンジで、都銀・信託業態の出合いは▲0.08%前後と低い水準であった。ターム物に関しては、週初は1Wのショートターム物で▲0.05~▲0.03%近辺で出合いが散見されたものの、無担保コールO/Nの出合いレート上昇とともに強含み、▲0.02%台まで調達水準が上昇してきている。四半期末越えとなる2W以降の物はプラス圏内での調達も散見された。
固定金利方式による共通担保資金供給オペは18日に2W物・20,000億円がオファーされ、3,801億円(期落ち額1,801億円)と札割れとなった。  9月16~9月17日に開催された金融政策決定会合では、現状維持が決定された。

レポ市場

今週のO/N GCは、▲0.100~▲0.070%のレンジでの取引となった。積み終盤と積み序盤を跨ぐ週となったが、投資家の資金調達が入り、レートは安定して推移した。
SCは個別銘柄では2y411~414、5y139~144、10y336~359、20y169~173、30y59~66、40y11~13など、カレント銘柄近辺や、チーペスト周りの銘柄にビッドが多く見られた。

短国市場

今週の短国市場は、GCレートの低下が一服する中、相次ぐ入札を前に、15日のオペ以降はやや閑散な地合いとなった。3Mは▲0.120~▲0.110%出合いと、やや軟調に推移した一方で、6M物、1Y物は▲0.160%近辺の出合いと、堅調に推移した。
15日に実施された短国買入オペは、前回から5,000億円増額の15,000億円でオファーされた。平均落札利回較差+0.007%、按分落札利回較差+0.004%と、無難な結果となった。
16日に実施された1Y物の入札は、WI取引において、▲0.135~▲0.130%での出合いが見られる中、平均落札利回▲0.1365%、按分落札利回▲0.1365%と、順調な結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは、▲0.160~▲0.153%出合いと、堅調に推移した。
18日に実施された3M物の入札は、WI取引において、▲0.120~▲0.110%での出合いが見られる中、平均落札利回▲0.1107%、按分落札利回▲0.1045%と、無難な結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは、▲0.113%出合いと、入札と同水準で推移した。

CD・CP市場

今週のCP市場は、ノンバンクを中心に様々な業態の入札が実施されたものの、500億円以上の大型発行は商社と重工業の数件にとどまった。償還総額約7,500億円に対し、発行総額は約5,700億円となり、償還超となった。市場残高は25兆円台後半と引き続き高水準で推移している。発行の状況は先週とさほど変わりなく、一般事業法人においては、9月末に向けて発行が多少手控えられている。発行レートはCP等買入オペや新型コロナ対応オペの担保需要などの要因から、引き続きマイナス圏で推移している。
15日にはCP等買入オペが事前予定通りの6,000億円でオファーされた。前回(按分▲0.042%・平均▲0.018%)から更なるレート低下が期待される中、按分レート▲0.058%・平均▲0.039%となった。足元の新規発行が減少していることで、応札額が8,906億円程度にとどまり、按分・平均共に低下する結果になった。

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